俺はエリートのサイヤ人だ。
JSに限らず、プログラムにはデータ型というものが存在しています。
後は特殊な記号とか諸々。
データ型の種類
【数値】【論理値】【文字列】の3種類です。
数値
良く見かける、1とか2とかのあの数字です。
論理値
【true】【false】の2つです。
正しいのか間違っているのか、ですね。
主に演算で使用します。
文字列
あいうえおとかの文字です。数値とはまた別です。
しかし、数値をクオーテーションで囲うと、それは【文字列】扱いとなります。
ややこしいですね。
データ型を変更したい。
処理途中で大人の事情でデータ型を変換したい時があります。
そんな時は関数を使って変換してあげるのです。
数値型から文字列型へ
toString関数
var a = 1; // 数値型 a = a.toSrting(); // これで文字列型に
文字列型から数値型へ
Number関数
var a = '1'; // 文字列型 a = Number(a); // これで数値型に // これは10進数だけに有効。 // 数字以外の文字が接続しているとNaNとなります。not a number
parseInt関数
var a = '1'; // 文字列型 a = parseInt(a); // これで数値型に // 先頭の整数のみを対象にします。文字列が含まれていると無視します。 // 1aaaa1 は、1になります。 // aaaaa1 は NaNになります。
parseFloat関数
var a = '1.23'; // 文字列型 a = parseFloat(a); // これで数値型になります。 // 先頭の整数のみを対象にします。文字列が含まれていると無視します。 // 1.25aaaa1 は、1.25になります。 // aaaaa1 は NaNになります。
Javascriptにおける記号の取扱いについて
記号の事を【演算子】と呼びます。
JSで使われているものを抜粋してお届けです。
算術演算子
加減乗除の演算子です。
加算
+
減算
-
乗算
*
除算
/
代入演算子
代入
=
例:a = b;
右の物を左にコピーします。
加算代入
+=
例:a += b;
右と左を加算した結果を左にコピーします。
減算代入
-=
例:a -= b;
右と左を減算した結果を左にコピーします。
乗算代入
*=
例:a *= b;
右と左を乗算した結果を左にコピーします。
除算代入
/=
例:a /= b;
右と左を除算した結果を左にコピーします。
インクリメント、デクリメント
インクリメント
++
例:a++;
指定された変数内の数値に対して+1します。
デクリメント
--
例:a--;
指定された変数内の数値に対して-1します。
比較演算子
主に条件分岐で使用します。
等しい
==
例 a == b;
aとbは等しい
等しくない
!=
例 a != b;
aとbは等しくない
完全に等しい
===
例 a === b;
aとbは内容とデータ型も一致する。
完全には等しくない
!==
例 a === b;
aとbは内容とデータ型のいずれかが一致する。またはいずれも一致しない。
左が右より大きい
>
例 a > b;
aはbよりも大きい
左が右未満
<
例 a < b;
aはbよりも小さい
左が右以上
>=
例 a >= b;
aはb以上
左が右以下
<=
例 a <= b;
aはb以下
論理演算子
主に条件分岐で使用します。
論理積(And、かつ)
&&
例 a == b && a == c
aとbが等しくて、かつ aとcが等しい場合
論理和(Or、または)
||
例 a == b || a == c
aとbが等しい もしくは aとcが等しい場合
文字列
少し注意が必要なもの
文字列結合
+
足し算のまちがいではないです。マジです。
var a = 'あいう'; b = 'えお'; c = a+b; alert(c); // あいうえお
これに苦労する型が非常に多いのではないかと思う所です。
これはデータ型に関係するもので
【数値型ならば加算】【文字列型ならば結合】が行われてしまうのです。
なので、変数同士で足し算をしたいと思っても、結合が行われてしまう時があります。
加算が発生する場合は、データの代入時に気を付けるか、parseIntを使って数値型に変換する必要があります。