ユーザー カスタム
カスタム情報ページです。
カスタム変数とユーザー定義があります。
個々はサイト管理者が自由に設定・計測ができるものとなります。
ついでにどんな感じなのか、どう使うのかをあわせて見ていきます。
- カスタム変数
- ユーザー定義
カスタム変数/カスタムディメンション
カスタムディメンションとは
カスタム変数とカスタムディメンションは名称こそ違いますが、カスタム変数が旧名となります。
なので、以降はカスタムディメンションで統一します。
で、カスタムディメンションとは一体何者?って事ですが
これはGAだけの機能では計測できない、サイトシステムに依存している情報をまとめたい時に良く利用されます。
デフォルトでは20件まで、有償版にアップすることで、200件まで増やすことができます。
これもcookieを消されるとダメになる指数ではありますが
例えば、会員登録が必要なサイトの場合は、年齢や性別、会員種別があればそれもセットできますので
ユーザー定義とは違って確実な数を収拾することができます。
但し注意点として
個人が特定できてしまう情報をセットするのは禁止
当然ですがこれは厳守しましょう。
カスタムディメンションの設置方法
今回ばかりは通常のタグのみではできませんので、別途セット用の処理を追記してあげる必要があります
とはいえ、1行だけのものを貼り付けるだけなので身構える必要はありません。
ただ、コードを貼り付けただけでは動作せず、先にGA管理画面側でカスタムディメンションの登録が行えるようになります。
カスタムディメンションの登録
GA管理画面から左下の設定アイコン->測定サイトのプロパティ内のカスタム定義->カスタムディメンションと進みます。
赤ボタンの新規登録から登録ができます
ここから各自入力・選択をして作成を行います。
※重要 カスタムディメンションは無効にできても削除できません
作成時はほんと注意してください。
- ■ 名前
- カスタムディメンションの名前を指定します。
この名前がレポートに表示されます。 - ■ スコープ(範囲)
-
カスタムディメンションを適用させるデータの種類を指定します。
【ヒット】【セッション】【ユーザー】【商品】の4種類が存在していますが、それぞれ意味合いがゼンゼン違いますので
適当に設定するのはやめましょう。- ○ ヒット
-
ページビュー・トランザクション・イベントありとあらゆる場面でのデータを収拾します
例えばページにカテゴリがあって、カテゴリごとのPVやらを確認したい場合は、カテゴリ数分登録して
設置することで、単純にどのカテゴリが何回見られたのか名前も見やすく分かりやすくなるかと思います。 - ○ セッション
-
基本的に、ページビュー・トランザクション・イベントのデータを収拾しますが、そのデータはセッションごととなります。
例えば・・・なんやろ(;´Д`)セッションごとやろ・・・うーん(。☉౪ ⊙。)✧ - ○ ユーザー
-
アクセスしてきた人単位でのデータとなりますので、基本的には一回きりとなります(値が変更された場合は再送信されるようです)
例えば性別やら年齢のような、ほぼ変わらない値で計測したい場合なんかはこれが便利ですね。 - ○ 商品
- eコマースの連携を行っている場合の商品のデータが対象となります。
かなり機能限定的なので、ごめんなさい今回パスで
- ■ アクティブ
-
設定しているカスタムディメンションが有効か無効かを設定できます。
アクティブは有効って事です。
登録後サンプルコードが表示されてとても親切!!!
カスタムディメンションのを使う
これで受け入れ準備ができましたので、カスタムディメンションを使います。
その値を取得して送りたいページに、サンプルであるような形のものを入れ込みます。
var dimensionValue = 'SOME_DIMENSION_VALUE'; ga('set', 'dimension1', dimensionValue);
第三引数に実際に送りたいデータを入れ込んであげます。
今更ですが、ユニバーサル アナリティクスのプロパティでのみカスタムディメンションは有効ですが
だいたい今そうなんじゃないの・・・?って思うので一応ぽろっとだけ言うときますね(๑´ڡ`๑)
ユーザー定義(カスタム指数)
カスタム指数、先程はディメンションでしたが、今回はそれに対する指数のカスタムとなります。
対すると述べましたが、必ずしも一対一にする必要はありません。
カスタム指数もカスタムディメンションと同じく、GA側で予め登録を行い、サイト側でセットさせる形となります。
登録の手法やJSタグ等の内容に関しては、カスタムディメンションとほぼほぼ変わりませんので
ここでは割愛します。
範囲に関してはヒットor商品となり、基本的にヒットで値が飛びます。